スポーツブランドとして長い歴史を誇るアディダスが生んだ、数々の銘品の中から25モデルを厳選し紹介します。
アディダス・スニーカー 新作・新色コレクション(amazon)
- adidas Superstar(アディダス・スーパースター)
- adidas Samba(アディダス・サンバ)
- adidas Stan Smith(アディダス・スタンスミス)
- adidas Forest Hills(アディダス・フォレストヒルズ)
- adidas Country(アディダス・カントリー)
- adidas Campus(アディダス・キャンパス)
- adidas Gazelle(アディダス・ガッツレー)
- adidas Trimm-Trab(アディダス・トリムトラブ)
- adidas Micropacer(アディダス・マイクロペーサー)
- adidas Top Ten(アディダス・トップテン)
- adidas Marathon TR(アディダス・マラソントレーナー)
- adidas Tobacco(アディダス・タバコ)
- adidas SL 80(アディダス SL 80)
- adidas ZX 500(アディダス ZX 500)
- adidas Equipment Running Support(アディダス・エキップメント・ランニング・サポート)
- adidas Achill(アディダス・アキル)
- adidas TRX(アディダス TRX)
- adidas Rod Laver Super(アディダス・ロッドレーバー・スーパー)
- adidas Rom(アディダス・ローマ)
- adidas Forum(アディダス・フォーラム)
- adidas Handball Top(アディダス・ハンドボールトップ)
- adidas Stockholm(アディダス・ストックホルム)
- adidas LA Trainer(アディダス LA トレーナー)
- adidas Rivalry(アディダス・ライバルリー)
- adidas Jabbar(アディダス・ジャバー)
- スニーカー・ストアガイド
adidas Superstar(アディダス・スーパースター)
スーパースターは1969年に誕生したアディダスを代表するクラシック・スニーカー。プロユースのバスケットボールシューズとして開発されたモデルで、その登場がきっかけとなり、アディダスはバスケットボール・ブランドとして70年代以降、黄金期を迎えることになります。
1980年代にはニューヨーク・クイーンズ出身のヒップホップグループ、Run-D.M.C.のメンバーが愛用したことで、ストリートアイテムとして再評価されたスニーカーです。
関連記事:アディダス・スーパースター(adidas Superstar)
adidas Samba(アディダス・サンバ)
アディダス・サンバは1950年に登場したサッカーシューズ。アディダスの現役シューズのなかでもっとも古いモデルのひとつであり、全世界で3500万足以上の売り上げを誇るロングセラー/ベストセラーモデルです。イングランドのフットボールサポーターから発生したサブカルチャー「カジュアルズ」や「スカリーズ」によって再解釈されストリートアイテムに。
「ヨーロッパのエアジョーダン」の異名をもつ、オールドスクール・スニーカーの名作です。
adidas Stan Smith(アディダス・スタンスミス)
1965年、フランスでプロテニスのチャンピオンだった、ロバート・ハイレット氏のシグネチャーモデルとして誕生。ハイレット氏が引退後、競技にハイレットモデルを愛用していた、アメリカ人テニスプレーヤー、スタンリー・ロジャー・スミス氏をモデルの顔に変更。「スタン・スミス」モデルとリネームされました。
関連記事:アディダス・スタンスミス(adidas Stan Smith)
adidas Forest Hills(アディダス・フォレストヒルズ)
ゴールドの3ストライプが美しい、1970年代に誕生したプロユースのテニスシューズ「フォレストヒルズ」。ネーミングは、当時全米オープンテニスの会場であった、ニューヨーク・クイーンズ地区の名門「ウエストサイド・テニスクラブ」通称「フォレストヒルズ」に由来します。
通気性に優れ、当時としては最軽量の250グラム。1980年代半ばまで、テニスシューズのトップモデルとして高い人気を誇りました。
関連記事:アディダス・フォレストヒルズ(adidas Forest Hills)
adidas Country(アディダス・カントリー)
アディダス・カントリーは1970年代初頭に登場したランニングシューズのロングセラーモデル。オフロードを走るスポーツ「クロスカントリー・ランニング」用に開発されたシューズです。
関連記事:アディダス・カントリー(adidas Country)
adidas Campus(アディダス・キャンパス)
1980年発売当初は、バスケットボールシューズの廉価モデルとして登場したアディダス・キャンパス。
ニューヨーク出身のヒップホップグループ、ビースティーボーイズのメンバーが愛用したことで、ストリートアイテムとして再評価されたスニーカーです。
関連記事:アディダス・キャンパス(adidas Campus)
adidas Gazelle(アディダス・ガッツレー)
ガッツレー(ガゼル)は1960年代に登場した多目的トレーニングシューズ。サッカーやハンドボールなど、屋内・屋外問わずさまざまな場所でトレーニング(または競技会に使用)するために開発されたモデルで、ヨーロッパではプロサッカー選手に愛用者が多いことから、チームのサポーター達、特に「カジュアルズ」界隈では、定番モデルとして絶大な支持を集めたスニーカーです。
1991年にセレクトショップとしてスタートしたXLARGEでは、キャンパスやガッツレーなどのデッドストックが主力商品としてに店頭を飾り、ヒップホップ、スケーターアイテムとして再評価されたモデルです。
関連記事:アディダス・ガッツレー(adidas Gazelle)
adidas Trimm-Trab(アディダス・トリムトラブ)
1970年の旧西ドイツ、ドイツスポーツ連盟が中心となり「トリム運動」というスポーツ振興プロジェクトを開始。屋内外でのトレーニングメニューが考案され、広告代理店は「スポーツで健康。体力づくりをしよう」とキャンペーンをスタートします。「トリムトラブ」は、この「トリム」企画から生まれたフィットネスモデルです。
関連記事:アディダス・トリムトラブ(adidas Trimm-Trab)
adidas Micropacer(アディダス・マイクロペーサー)
メタリックシルバーの、ロボットのようなデザインが印象的な、1984年登場のランニングシューズ「マイクロペーサー」。ネーミングは、内蔵のマイクロ・プロセッサーが、ペーサー(伴走者)の役割を行うという意味。速度と距離、カロリー出力を計算し、アナログLCDディスプレイに表示。
意外にもヨーロッパのサッカーのサポーターの間では、マイクロペーサーのファンが少なくなく、2000年頃から復刻リリースが開始。ストリートアイテムとして再評価され、完全復活したスニーカーです。
関連記事:アディダス・マイクロペーサー(adidas Micro Pacer)
adidas Top Ten(アディダス・トップテン)
トップテンは「スーパースター」「ジャバー」の次世代として、1979年に登場したバスケットボール・シューズの高品質モデル。ヒューストン・ロケッツの名スモールフォワード、リック・バリー氏監修のもとに製品化。さらに10人のトッププレーヤーによって最終テストが行なわれたことから「トップテン」と名付けられました。
adidas Marathon TR(アディダス・マラソントレーナー)
「マラソントレーナー」は1979年に登場した長距離用ランニングシューズ。創設者アディ・ダスラー氏が開発指導に関わった、最後のモデルのひとつで、クッショニングの新技術「デリンジャー・ウエブ」や不整地用のアウトソールを採用した高機能シューズ。
ランニング専門誌「ランナーズワールド」において最高評価の5つ星を獲得しています。
関連記事:アディダス・マラソントレーナー(adidas Marathon TR)
adidas Tobacco(アディダス・タバコ)
アディダス・タバコは1970年代初頭に登場したレジャー用シューズ。アスリート向けのテクノロジーよりも、コーディネートのためのカラーリングや質感を重視した「カジュアルスニーカー」「おしゃれスニーカー」の元祖のひとつ。
派生モデルとして「タヒチ」や「トリニダード」などを生んだことから、世界各地のリゾート地や島の名前を冠した、いわゆる島シリーズ(island range)の元祖とされる人気モデルです。
関連記事:アディダス・タバコ(adidas Tobacco)
adidas SL 80(アディダス SL 80)
「SL80」は1970年代の終わりに登場した多目的トレーニングシューズ。ソビエト時代の首都モスクワで開催された、第22回オリンピック競技大会(1980年)に向けて開発されたモデルです。
1970年代初頭からオリンピック毎にリリースされた「SL」シリーズの80年代バージョンで、ネーミングの「SL」は、超軽量(Super Light)の頭文字から。
関連記事:アディダス SL 80 (adidas SL 80)
adidas ZX 500(アディダス ZX 500)
1984年にロサンゼルスで行なわれた夏季オリンピックに向けて、⻑距離トレイルランナー向けのシューズ・カテゴリーとして誕生した「ZX」シリーズ。シリーズ開始と同時にその第1弾としてリリースされた高性能モデルが「ZX 500」です。
関連記事:アディダス・ゼットエックス 500(adidas ZX 500)
adidas Equipment Running Support(アディダス・エキップメント・ランニング・サポート)
1990年、アディダスは最高のパフォーマンスを引き出す機能商品、各ジャンルの最上位アイテムに「エキップメント」という称号をつけ、差別化をはかりました。ここでのEquipment(エキップメント/イクイップメント)とは「最高装備」の意味。
現在「パフォーマンスロゴ」と呼ばれる三角形のロゴも、「エキップメント・シリーズ」のために生まれたマークです。
その初期モデルとして登場したランニングシューズが「エキップメント・ランニング・サポート」。サポート機能に特化した90年代初頭の最高品質シューズです。
adidas Achill(アディダス・アキル)
ランニング情報誌「ランナーズワールド」いわく、「ジョギング・ブームが始まるずっと前に登場した、ランニングシューズのベースとなったモデル」。「アキル」は1968年に登場したトレーニングシューズで、ミッドソールに厚手のウェッジを搭載したデザインは、1970年代以降のランニングシューズ、長距離用トレーニングシューズ、ジョギングシューズに大きな影響を与えました。
adidas TRX(アディダス TRX)
「TRX」は1970年代半ばに登場したランニングシューズのハイグレードモデル。特徴的なディンプル状のミッドソールは、「トラクション・ダイナミクス」という最新技術を搭載したもので(ネーミングの「TRX」は「Traction」の略語)、着地時の衝撃を分散し、推進力へと変換します。
adidas Rod Laver Super(アディダス・ロッドレーバー・スーパー)
ロッドレーバー・スーパーは、1970年代の終わりに登場したテニス・シューズ。1960年代から70年代まで活躍した、オーストラリア出身のレジェンド・プレーヤー、ロッド・レーバー氏のシグネチャーモデルです。
adidas Rom(アディダス・ローマ)
「ローマ」は1958年に登場したトレーニングシューズの古典。1960年にイタリア・ローマで開催された夏季オリンピックに向け、アスリートのための多目的シューズとして開発されたモデルです。
adidas Forum(アディダス・フォーラム)
フォーラムは1984年に登場したバスケットボール・シューズ。同年7月にロサンゼルスで開催された夏季オリンピックに向けて開発されたモデルです。ネーミングの由来は、バスケットボールの試合会場となった、カリフォルニア州イングルウッドの屋内競技場「ザ・フォーラム」から。
リリース直後、オリンピックのアメリカ代表選考大会で、若き日のマイケル・ジョーダン氏が着用したシューズとしても知られています。
関連記事:アディダス・フォーラム(adidas Forum)
adidas Handball Top(アディダス・ハンドボールトップ)
ハンドボールトップは1987年に登場したハンドボール用の高品質シューズ。オリジナルはアッパーに上質なナッパレザーを採用し、当時のインドアシューズのイメージを変えたモデルです。ハンドボール先進国を中心に流通し、イギリスのサッカー愛好家の間ではストリートアイテムとして人気に。
関連記事:アディダス・ハンドボールトップ(adidas Handball Top)
adidas Stockholm(アディダス・ストックホルム)
「ストックホルム」は1970年代初頭に登場したベロアレザー製のトレーニングシューズ。ネーミングはスウェーデンの首都の名前に由来する、いわゆる「都市シリーズ」、「City Range」と呼ばれるスニーカーのひとつで、「ブリュッセル」「ベルン」「アムステルダム」などの都市モデルと同時期にリリース。
なかでも「サンバ」とおなじデザインのアウトソールを採用し、スウェーデンの国旗の配色、青地にイエローストライプを落とし込んだ、鮮やかな「ストックホルム」は特に人気のモデルです。
関連記事:アディダス・ストックホルム(adidas Stockholm)
adidas LA Trainer(アディダス LA トレーナー)
LAトレーナーは1980年代初頭に登場した軽量ランニングシューズ。大きな特徴はミッドソール・ヒール部分にある3色のピン「バリオ・システム」。密度の違うポリウレタン製のピンを入れ替えることで、クッショニングをカスタムできるというもの。
初代モデルは「ロサンゼルス・トレーナー」として登場し、ロス五輪のあった1984年には「LA トレーナー」と改名しています。
関連記事:アディダス・エルエー・トレーナー(adidas LA Trainer)
adidas Rivalry(アディダス・ライバルリー)
「ライバルリー」は1986年に誕生したバスケットボール・シューズ。ニューヨーク・ニックスの名センター、パトリック・ユーイングのシグネチャーモデルとして開発されたモデルです。1985年にドラフト全体1位でニューヨーク・ニックスに指名されたユーイング氏は、ファーストシーズンには新人賞を受賞。アディダスはそのトップルーキーをフィーチャーし、「ライバルリー」「コンダクター」「アティチュード」とユーイング・モデルを続々リリースします。
同年、Run-D.M.C.が「マイ・アディダス」と謳いアディダス人気が高まる中、ビースティーボーイズのアダム・ヤウク氏が愛用したことで、ストリートアイテムの定番となったスニーカーです。
adidas Jabbar(アディダス・ジャバー)
ジャバーは1970年代後半に登場したバスケットボール・シューズNBAロサンゼルス・レイカーズの名センター、カリーム・アブドゥル・ジャバー氏のシグネチャーモデルです。
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