グッドイヤーの発見-バルカナイズ


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『ゴム製品』の流行はアメリカにも飛び火し『マッキントッシュ』のレインコートが流行。
アメリカにもゴム製品の会社が登場しだします。

しかし新素材ゴムには大きな欠点がありました。

厚くなるとべたべたくっつき、寒くなるとかたくなってしまう
この不安定な新製品は一過性の流行として終わり
多くの工場が閉鎖。

マッキントッシュコートの流行も例外ではなく
カチカチになってしまう『風変わりな素材』のレインコートは
ファッションとして注目されることもなくなりました。

フィラディルフィアで金物店を営んでいた
コネチカット州生まれのチャールズ・グッドイヤーは、
店の経営悪化による多大な負債を
『ゴム製品』の可能性にかけていました。

救命用具のチューブなどのゴム製品の試作を繰り返し、
ゴムに石灰など『他の物質』を加えることで
欠点を克服することに注目していました。

何年もの試行錯誤の結果
1839年 グッドイヤーはある事故によって
偶然にも世紀の『発見』をすることになります。

その発見とは諸説ありますが、次の2つの説が有力なようです。

1つは
ストーブの近くにあったゴムに薬品がこぼれ
熱との化学変化を起こしたという記述。

2つめは
硫黄を添加したゴムをグッドイヤーが誤って
ストーブの上に落としてしまったという記述。

硫黄を添加した生ゴムは、加熱すると溶け
出来上がった固まりが弾力を保持し、
安定した素材になることをグッドイヤーは発見しました。

彼はをこの過程を『蒸気』など利用し、製造工程の改良を加え、
1844年に『加硫法』はイギリスにて特許を取得。

彼の功績は、タイヤで有名な「グッドイヤー社」(1898年設立)の名前が
彼の名前にちなんで命名されたことなどに見ることが出来ますが、
(グッドイヤー家とグッドイヤー社との間に血縁関係は無し)

残念なことに彼がこの『世紀の発明』で成功することはなかったようです。

驚くほどアメリカで過小評価されたこの発明は、
1844年に特許を取得したときには、すでに別の人物により登録されており、
『記録上』彼の発明になることはありませんでした。

>>トーマス・ハンコックとバルカナイズ製法

消しゴムとマッキントッシュ< <


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