マラソントレーナー（marathon trainer）は、アディダス（adidas）から1980年代に登場したランニングシューズ。度々限定モデルとして復活する人気スニーカーです。
こちらは、ユーゴスラビア製のオリジナルモデル。
スエード素材とナイロンメッシュアッパーは、いかにも「レトロアディダス」といったブルー。シューホールは「Dリング」を使用し、フィットさせるのも結び目をほどくのも容易な、当時の流行デザインです。
一見するとベーシックなランニングシューズですが、特にギザギザと外側に張り出したアウトソール（通称「ゴジラソール」）が特徴的です。
マウンテンバイクのタイヤのようなデザインのアウトソールは、路面がたいらでなかった場合でも足をまっすぐに保つための構造ということで、よくみるとアディダスロゴの三枚葉がちりばめられています（「マルチ トレフォイル パターン」というそうです）。
某古着系セレクトショップで購入。箱が無くソールがはがれていたため、オリジナルモデルですが、かなり安価で購入しました（バーゲンセールで売られているスニーカーくらいの値段）。ソールはシューグー（ソール補修材）で修理しました。
サイズ表記はちょっと見当たらないのですがUS10 1/2（28.5cm）くらいだと思います。
余談ですが、マラソントレーナーはボブ・マーリー（マーレー BOB MARLEY）愛用スニーカーということでも知られていることから、このスニーカーを個人的に「レゲエシューズ2号」と呼んでいます（1号はこちら）。
image from ネコ・パブリッシング社 スニーカースタイル
アディダス マラソントレーナーを履いてリラックスするボブ マーレー。
サッカー好きだったボブ・マーリーはアディダスのスニーカー（特にサッカーシューズなど）よく愛用していたようです。
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