1998年にロッククライミングを目的として開発されたアウトドアシューズ。
登山系シューズとしてはかなり軽量で、ベージュ+ピンクパープル+ライトブルーという配色も、当時のACG「らしい」カラーリング。
クライミング・シューズとスニーカーのハイブリッド感が、ラバドームやリバデルチなどとともに、アウトドア系のナイキファンに(ストリートアイテムとして)とても人気があったモデルです。
2012年にはタウンユースに完全対応したセカンドモデルが登場。どちらも、いまだ根強いファンを持つ名作スニーカーです。
ナイキ・エア・オクワン 新作・新色コレクション(amazon)
「歴代トップ25モデル」に輝く名作モデル
ニューヨーク発のカルチャーメディア「ハイスノビエティ」で、2014年6月に特集された「ナイキACG・歴代トップ25」という企画記事から。
ナイキのアウトドア・カテゴリ「ACG」から、歴史に残る名作トップ25モデルを選出という企画。
ここではキングオブ・アウトドアシューズのひとつとして、ナイキ・エアオクワンを選出しています。
The 25 Best Nike ACG Models of All Time : highsnobiety.com
「選考委員長」は、スニーカーの歴史研究家で、スニーカーライターとして知られるゲイリー・ワーネット氏。彼は今は亡き、ロンドン発の伝説のスニーカー・プロジェクト「クルックド・タンズ」の元メンバーとしても知られる人物です。
ナイキ・エアオクワン(Nike Air Okwahn)
「オクワン」は1990年代後半、日本で非常に人気となり、1998年から2002年の間に大ヒットを記録したモデルです。
信じられないほどの軽さを追求。それは、神秘的な自然環境でのスポーツを対象としたもので、岩場ベースでの着用を念頭に置いて開発されたモデルです。
しかし、そういった目的にもかかわらず、都市環境で着用した場合、奇妙なことに、雨や氷の路面では信じられないほどすべるという欠点がありました。
数年前にリリースされた「オクワン 2」は、デザイナーのネイサン・ヴァンフック氏が、その問題を改善。最高の続編モデルとなりました。
関連記事:ゲイリー・ワーネットが選ぶ「ACG」名作スニーカー 25選!
セカンドモデルは2012年に誕生
2012年の秋冬モデルとして、オクワンのセカンドモデルをリリース。
ファースト・カラーバリエーションは、オリジナルの配色を継承した「ゴールド」と、新しい提案色「ブラック」の2色展開でリリースされました。
オリジナルビンテージ・ファーストモデル
イングランドを拠点にebayでビンテージシューズやアパレルを販売する、nanzoperさんのコレクションから。
製造年表記はありませんが、おそらく1998年から2002年頃までに製造されたもの。
箱無しということですが、着用した感も少なく汚れもダメージもほぼない美品です。
サイズはUK 6(US 7, EU 40)。中国製。
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