鮮やかな配色の軽量トレッキングシューズのハイカットモデルとして1990年に誕生。
90年代のアウトドア・アパレルとカラーリング的にも抜群に相性の良かった初期ACGの隠れた名作です。
鮮やかな配色の、ラバドームの派生モデル
「バルトロ・ハイはラバフローのハイカットバージョンです」と紹介するのは、1991頃の雑誌に掲載されたナイキのプロモーション記事。
名作アウトドアシューズ「ラバドーム」のクレイジーカラーバージョン「ラバフロー」。そしてそのハイカットバージョンとして「バルトロ・ハイ」を、軽量ハイキングシューズの新作として大きく特集しています。
関連記事:ナイキ・ラバドーム(Nike Lava Dome)
初期ACGの隠れた名作。 バルトロ・ハイ
ニューヨーク発のカルチャーメディア「ハイスノビエティ」
2014年6月に特集された「ナイキACG・歴代トップ25」という企画記事から。
The 25 Best Nike ACG Models of All Time : highsnobiety.com
ナイキのアウトドア・カテゴリ「ACG」から、歴史に残る名作トップ25モデルを選出という魅力的なこの企画。
ここでは色鮮やかなトレッキングシューズの古典としてバルトロ・ハイを選出しています。
「選考委員長」は、スニーカーの歴史研究家で、スニーカーライターとして知られるゲイリー・ワーネット氏。今は亡きロンドン発の伝説のスニーカー・プロジェクト「クルックド・タンズ」の元メンバーとしても知られる人物です。
ナイキ・バルトロ・ハイ(1990年)
トレッキングを楽しむ人たちや、
時にはニュージャックスウィングをプレーするアーティストの足元をコーディネート。
バルトロはその両方に愛された傑作モデルです。ハードコアなハイキングのために作られていないことから、たとえば「ラバハイ」より軽い感じでカッコいい。
しかし全てのシステムは本格的で、二重密度のミッドソールやフットフレーム、スティール製の芯材を搭載。アッパーにはワックス加工を施したレザーと、メッシュ素材を採用しています。
一部の勇敢な人は別として、
ブルー/ピンク/グレーはファンが今でも大好物な配色。さらに1991年には、当時リリースされたクレイジーカラーのジャケットや、ノースフェイスのような他社ブランドのアウターウエアに合わせ、オレンジ/ティール/パープルの配色を追加。これはまさにベストチョイスであり、ナイキ・バルトロは画期的なモデルでした。
関連記事:ゲイリー・ワーネットが選ぶ「ACG」名作スニーカー 25選!
オリジナルビンテージ・ファーストモデル
1990年韓国製バルトロ・オリジナル。
ビンテージナイキコレクター、irememberthose.comさん(現在サイト閉鎖)のコレクションから。
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