アディダス レジャーシューズのオマージュモデルとして2015年に誕生した「Albrecht Spzl」。
同年2月のSneaker Freaker誌の特集記事では「最も洗練されたモデルのひとつ」と評しされたスニーカーです。
Behind The adidas Albrecht Spzl: Gary Aspden Interview : Sneaker Freaker
日本のスニーカーメディアでは特集されることは少ないジャンルのモデルですが、イングランドのサッカーファン、特にマンチェスター界隈ではとても人気が高く、「Albrecht Spzl」は、ノエル・ギャラガー氏の愛用スニーカーでもあります。
バリエーションモデルとして、スエードバージョンやミッドカットも登場。
洗練された「Albrecht Spzl」の派生モデルはアディダス・スペツィアルから毎シーズン絶賛リリース中です。
関連記事:アディダス・スペツィアル(adidas Spezial)
そんな「Albrecht Spzl」誕生の背景を、プロダクトチームの中心人物であるゲイリー・アスプデン氏はいくつものスニーカーメディアのインタビューで答えています。
Adidas SPEZIAL Drop One : End
Behind The adidas Albrecht Spzl: Gary Aspden Interview : Sneaker Freaker
adidas Originals Archive News – An Interview with Gary Aspden : size
Gary Aspden interview (English version) : Izquierda Casual
アディダス・スペツィアル 新作・新色コレクション(amazon)
目次
「セビリア」のアッパーに「ガゼル」のソールを合体
Behind The adidas Albrecht Spzl: Gary Aspden Interview : Sneaker Freaker
レジャーシリーズのなかでも、ほとんど知られていないモデルのひとつ「セビリア」。
「セビリア」をインスピレーションのメインソースとして、新しい靴を作りたいと思いまいた。
現在レジャーシリーズのソールの金型は、ほぼ存在しません。
新しい金型の作成は非常にコストがかかるためスニーカーのソールを使い、レジャーシューズのアッパーに合体することにしました。
「ガゼル」のソールを採用してみて最初のプロトタイプを見た時に「うまくいく」と確信しました。
関連記事:アディダス・アルブレヒト SPZL(adidas Albrecht SPZL)
デザインのもととなった「セビリア」の魅力
adidas Originals Archive News – An Interview with Gary Aspden
「セビリア」のアッパーデザインは私の知る限り他に類を見ないものです。
爪先から履く口の方まで続く「モカシン縫い」。そしてその内側に靴ひも穴のパーツ「アイステイ」があるのがお気に入りです。
写真を参考に「Albrecht Spzl」を製作
Behind The adidas Albrecht Spzl: Gary Aspden Interview : Sneaker Freaker
ビンテージモデルを持っている人が誰もいなかったので、ドイツのデザインチームといっしょに「セビリア」の写真を参考にしながらアッパーに反映していきました。
サンプルを完成させた約1か月後。私はフランクフルトに住む男性からインスタの投稿を通じて、私のサイズの「セビリア」を購入しました。
購入後ビンテージの「セルビア」と「Albrecht Spzl」を並べて比較しましたが、私にとって「Albrecht Spzl」の外観と雰囲気は、はるかに満足のいくものとなりました。
インスピレーションのソースを確実に改善できたと断言できます。
ゲイリー・アスプデンが選ぶ アディダス TOP5
Gary Aspden interview (English version) : Izquierda Casual
最後にアディダスのトレーナー、トップ5を教えて下さい。
それはお気に入りのアルバム5枚を選ぶようなもので、たえず順位は変わるのですが。
- ハンドボールトップ
- Albrecht SPZL
- スタン・スミス
(よく履く靴ではありませんが、トップ5のリストに登録する必要があります)- ガゼル
- マラソンTR
Amazonで探す
取り扱い店を探す
スニーカー・ストアガイド
厳選ストアガイド