アディダスから新作モデルリリースのニュース。
サッカーシューズからインスパイアされた次世代スニーカー、Sobakov(ソバコフ)が登場です。
アディダス・ソバコフ 新作・新色コレクション(amazon)
UKサッカーカルチャーの伝統と最新ストリートのハイブリッド・モデル。
アディダスのニューモデル「ソバコフ」は、モスクワ生まれのデザイナー、ゴーシャ・ラブチンスキー氏とのコラボモデル。
「アディダス・サンバ」をイージーブーストやテニス HU的にデフォルメしたフォルムは、ゴーシャ氏のデザインに影響を与えたというUKサッカーカルチャーからのインスピレーションを再構築したものです。
「ナイスキックス」より。
adidas Sobakov Revives Defiance and Edge of Terrace Culture : Nice Kicks
ファッションは周期的に変化します。ひとつが始まってもすぐに終わり、いつの頃からかそれは再び始まります。
1970年代の後半、英国のサッカー文化は、一般に「テラス・カルチャー」と呼ばれる、エッジの効いたスタイルを持つムーブメントを生み出しました。
数十年たった今、その最も初期の参加者によって、テラスウェアの精神と価値観が復活しています。
当時と現在、アディダスはサッカー文化と友交関係にあり、テラス・スタイルとの親密な関係を育んでいます。
ムーブメントの由来となったスタジアムのテラス文化とそのファッション。この新進のスタイルの中心にはサッカーがありました。
「ソバコフ」のシルエットは、そういったジャンルの歴史的背景が、今も相変わらず、時代を超えて人を引き付けることを提示。
アーカイブからのシルエットを、現代のストリート的装飾とブレンドしています。
ニット製のアッパーは軽量ながら強力で耐久性が高く、ガムラバーソールは踵が厚くなっています。
装飾的なスリーストライプスは、サイドパネル全体に施され、ブランドの世界観を表現しています。
サッカーシューズのディテールを再構築
イギリスの人気ショップ「サイズ?」のプレビューより。ここでもテラス・カルチャーや、サッカーからの影響を指摘しています。
adidas Originals Sobakov : Size?
アディダスオリジナルスは新作「ソバコフ」をリリース。
「カジュアルなサッカーシューズ」を新しい演出で表現しています。このシューズは様式的に、過去(1970年代後半)に発生したテラス・カルチャーからの影響を受け、さらに現代と未来、その両方でのシーンを想像しています。
「フラットなガムソールと3本線」という伝統的な組み合せは、ある種のアップデートを今まで待ち続けていたとも言えます。そして、今回のアップデートはその完璧な解決策に見えます。
最近リリースが続いている、アディダスのコラボプロジェクトは、このような美的感覚を暗示。
特にデザイナーのゴーシャ・ラブチンスキーとのプロジェクトと、その進歩的なコレクションはまさにそうです。
FIFAワールドカップ・ロシア大会を記念してリリースされたアディダス・カプセルコレクション(2018年)でも、モスクワ生まれのゴーシャ・ラブチンスキー氏を起用。定番スパイク「コパ」を彼のフィルターを通しスニーカーにアップデートしています。
明らかなのは「プレデター」シリーズのアッパーデザインから特徴を受け継いでいるということ。
さらに波状のストライプは、伝説的なサッカーブーツのシリーズのひとつ、2000年発売の「プレシジョン」にその影響を見ることが出来ます。
伝統的なレザー製ブーツを漆黒のニット・アッパーにアレンジ。
トウボックスを横切る刺繍のラインが、サッカーブーツを想起させます。靴底は分厚く、ガムソールに施された波紋のテクスチャーは、ソールユニット全面に広がっています。
アディダス・オリジナルス・ソバコフ
アディダスの製品説明より。
サッカーファンに愛される一足をストリート仕様で。
サッカーファンに愛され続ける名作をベースに、再設計した「Sobakov」。リフレクターのプリントのスリーストライプスを配し、アウトソールにスタッズをあしらってモダンな雰囲気を加えた、ストレッチニットシューズ。
サッカーのレジェンドを想起
2000年のadidasPredatorPrecisionのアイコニックなディテールを彷彿とさせるスリーストライプスとオフセットレース特徴的なSobakovの美意識
Sobakov独特のデザインである模ったアウトソールに波打つヘリンボーンパターン
ホワイトバージョンも同時リリースです。
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