アディダス・モントリオール76は、1975年に登場したオリンピックシューズの古典。
1976年カナダ・モントリオールで開催された夏期オリンピックに向けて開発されたもので、アフタースポーツ用として選手に人気のあった、コンフォート系トレーニングシューズのヒットモデルです。
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オリジナル・ビンテージ
アディダス社のアーカイブ・ルームに所蔵されるドイツ製モントリオール76のオリジナル。シンプルなデザインですが、一体型ヒールパッチが、オンリーワンを主張しています。
3本線にそって「Montreal 76」とゴールドプリントされている、オリジナル・セカントモデルです。
モントリオール76
「モントリオール76」は、トレーニング/レジャーシューズの最上位モデルです。
後期バージョンは、シンプルに「モントリオール」とネーミング。
製品番号 3481としてリリースされた初期モデルはドイツで製造されました。デザインとイノベーション
「モントリオール76」、このモデルの最も注目すべき特徴は、特殊なヒールカウンター。
ラバー製のヒールカウンターはソール周りのフォクシングテープと一体化。着用する際に安定性を高めるように設計されています。
さらに、アウトソールにはソフトなワッフルソールを採用しています。
素材
アッパーはベロア製。
ラバー製ソールに加え、ソール周りとヒールカウンターをラバー素材で覆っています。1975年-1980年 トレーニングシューズ
1976年版オリンピックシューズ
1976年、カナダのモントリオール市で行われた夏季オリンピック。
アディダス・モントリオール76は出場選手のためのトレーニングシューズとして開発されたモデルです。
ドイツチームの公認シューズであった、前回のオリンピックモデル「アディダス・ミュンヘン 72」を受け継ぎ登場。
デザインは、その上位モデルであった「アディダス・ミュンヘンスーパー」からのディテールを継承。
アッパーの形状や甲部分の空気穴、ソール、かかと外側のパッチなどのデザインを引き継いでいます。
発売当時のカタログから
1975年ドイツ国内で発行されたアディダスカタログから。アディダス・モントリオール新製品として掲載された最も初期のもの。
モントリオール
色の組み合せが魅力的な新作ポイントシューズ。トレーニングとレジャーに最適です。厳選されたスエード素材を採用し、特殊なヒールクッションと補強パッチを搭載。とても柔らかいワッフルソールが特徴です。
Montreal
Neuer Spitzenschuh für Training und Freizeit in besonders attraktiver Farbkombination. Ausgesuchtes Veloursleder. Spezial-Fersenpolsterung, aufgesetzte Hinterkappe, superweiche Waffelprofilsohle.
最初期モントリオール。カタログではモデル名はシンプルに「Montreal」となっており、ネーミングの刻印もヒールパッチの三つ葉マークも、まだこのモデルにはありません。
トレーニングシューズのトップモデル
こちらは翌年1976年デンマーク国内向けに発行されたアディダスカタログから。
このカタログでモントリオール76は、名作ユニバーサルやカントリー、SL76、トリムトラブなどとともに、トレーニングシューズの最上位モデルとして掲載されています。
モントリオール76
アディダスの新作コレクションから、トレーニングシューズのトップモデルが登場。
トレーニングにはもちろん、レジャーシューズとしてもおすすめです。スエード製の絶妙なアッパー。
ヒールには特殊なクッション素材を採用しています。安定性を高めるためにバックカバーを搭載し、ラバー製バンドが施されたアウトソールには、ワッフルソールを採用。とてもソフトです。
Montreal 76
Topmodellen i adidas-træningssko-kollektion. Træningssko go fritidssko. Udsøgt ruskinds-overlæder. Special hælpolstring. Udvendig påsat stabiliserende bagkappe. Superblød vaffel- profilsål med gummikantbånd.
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復刻モデル
2017年の年末に待望のオリジナルカラーを再現した復刻モデルが登場しています。
ヨーロッパを中心とした海外限定モデルとしてリリース。残念ながら国内アディダスオリジナルスからは正式発売無しのレアモデルです。
アディダスの別注モデルを多く手掛ける、イギリスの人気ショップ「サイズ?」の新着ニュースから。
モントリオール 76
このちょっと変わった外見のレジャーシューズが、店頭に復活したのが2011年。
今回アディダス・オリジナルスは、モントリオール76を当初の姿に戻しました。モントリオールオリンピックが開催された1976年、モントリオール76はドイツチームのために開発されたモデル。フィジカルスポーツ用というよりも、サッカー試合後のアフターシューズとしてデザインされたものです。
最も特徴的な点は、手の込んだミッドソールと、
さらに、上の方まで伸びたラバーが、かかと部分周辺を覆っています。シューズの後方部分は、内側に折りたたむことでスリッポンに。90分間レザー製のサッカーブーツに拘束された後に、より快適に履くための仕様です。
adidas Originals Montreal 76 / Size?
「モントリオール 76」はリリースされていた何年かの間にいくつかのバリエーションが存在します。
- ミッドソール部分にブランド名が入ったタイプ。
- アイステイ(シューレースを通すパーツ)にプラスチックのDリングが採用されたもの。
- ヒール周りにはラバーを排除し、ミッドソールにアディダス・サンバに似たデザインを用いたもの。
しかし、このモデルはいわゆる「モントリオール 76」として知られる、クラシックバージョンです。
最新作であるこのリイシューモデルは、ファーストモデルの外見を非常に正確に再現しているようです。
若干控えめですが、トゥボックスには通気性のためのパーフォレイト(空気穴)をパンチング。
シュータンのアディダス・タブは後続モデルよりも遥かにシンプルなものが採用され、モデル名はすべてのアディダス・クラシックモデル同様、サイドパネルにゴールドの刻印が施されました
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