ACG(エーシージー)は、1989年に「ナイキ」(NIKE)のアウトドアカテゴリーとして誕生したブランドです。ブランド名は「オール コンディションズ ギア」(ALL CONDITIONS GEAR)の略で、「全てのコンディションに対応するギア」という意味。
ランニングや、バスケットボールの分野で革新的なシューズを発表してきたナイキが、1980年代中ごろから「トレイルランニング」の分野に進出。「ラバドーム」(LAVA DOME)、「エアマグマ」(AIR MAGMA)、「アプローチ」(APPROACH)などのアウトドアシューズをリリース。
さらに「トレッキング」「クロスカントリー」「MTB」(マウンテンバイク)など細分化が進んだアウトドアスポーツに対して、それまでの登山靴やアウトドアシューズなどではカバーしきれないジャンルに着目し、「アウトドアクロストレーニング」(OUTDOOR CROSS TRAINING)というコンセプトを提唱。
様々なアウトドアスポーツに対応して、一足のシューズで対応するという発想から新ブランドをスタート、それが「ACG」(エーシージー)です。
ACG旧ロゴ(The old-style ACG logo)
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「旧ロゴ」と呼ばれるACGブランド設立当初に搭載されていたマークの復刻。
アウトドアらしいアースカラーをベースに、当時のバスケットボールシューズやハイテクシューズの影響を受けた独特なデザインは、ブランドスタート時は一部の熱狂的なマニアに支持されるにとどまりましたが、復刻モデルが出るごとに再評価され、アウトドアウエアのブームとも重なり、注目を集めるカテゴリーへと成長。
「ワイルドウッド」(WILDWOOD)、「エアモワブ」(AIR MOWABB)、「エアオクワーン」(AIR OKWAHN)、「エアモック」(AIR MOC)などの名作スニーカーも続々復刻されています。
ナイキの名作ACG「ワイルドウッド」(NIKE WILD WOOD)の復刻モデル。
プレミアムレザー、ヌバックを使用した上品な仕上がりに。
ナイキ エア ワイルドウッド プレミアム(NIKE AIR WILD WOOD PREMIUM)
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2009年に「ACG」は、ブランド誕生20周年を向かえ、現代解釈された復刻モデルのリリースに加え、新作「ズームアシコ」(ZOOM ASHIKO)など、タウンユース対応で、最新のテクノロジーを搭載した高機能アウトドアシューズを発表。今後も目が離せないブランドです。
ナイキの最新技術「フライワイヤー」(FLYWIRE)を採用した、超軽量アウトドアシューズ「ナイキ ズーム アシコ」(NIKE ZOOM ASHIKO)。「トレッキングブーツは重い」という従来の常識をくつがえしました。
ナイキ ズーム アシコ(NIKE ZOOM ASHIKO)
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