アディダス・ウィスラー(adidas Whistler)

adidas Whistler
アディダス・ウィスラーは1992年に登場したオールラウンドな軽量アウトドア・シューズ。

ネーミングの由来は、冬はスキー、夏はハイキングで知られるカナダの山岳リゾート都市「ウィスラー」から。

撥水ヌバックレザーとコーデュラ・ナイロンを採用し、アウトソールは「アディダス・エキップメント・アドベンチャー」のローカットモデルと同じデザイン。

「トルション・システム」を搭載し、黄色い樹脂パーツがバネの力で足裏のねじれ等を調整、着地時の安定性を高めます。ソールのパターンはマウンテンバイクにも対応しています。

adidas Whistler
北米のアウトドア雑誌「スノー・カントリー」ではハイキングブーツのトップ16に選出され、さらに「クロス・スポーツ部門」においてベスト3に輝いた、隠れた名作モデルです。

アディダス1992年-1993年のカタログから


1992年北米国内向けに発行された「アディダス・アドベンチャー・カタログ」から。

オリジナル・ファーストカラーは「グレー/ブラウン」「オリーブ/バイオレット」の2色。ファースト・モデルは旧チェコスロバキアで製造されました。

adidas Whistler
アディダス・ウィスラー(adidas Whistler)

アッパーの素材には防水のために
疎水性(水分が表面で玉になる性質)処理を施したヌバックレザーと、
ポリウレタン・コーティングを施したコーデュラ・ナイロンを採用。
さらにクッション構造にすることで快適さを実現しました。

ミッドソールには衝撃を吸収するポリウレタン素材を。
アウトソールには、トラクション(地面に対する摩擦力と、それによって前進する力)の性能を高めるために
アディダス・エキップメント・アドベンチャー」のローカットモデルと同じパターンのソールを。ラギット系ラバー・アウトソールを採用しています。

ニュー・グレー/ペトラル – ラストブラウン
オリーブ/ペトラル – バイオレット


翌1993年北米向けに発行された「アディダス・アウトドア・カタログ」から。

新色、ブラウン/ブラック(下)が登場しています。

adidas Whistler
アディダス・ウィスラー(adidas Whistler)

アッパーの素材には防水のために
疎水性処理を施したヌバックレザーと、
ポリウレタン・コーティングを施したコーデュラ・ナイロンを採用。
さらにクッション構造にすることで快適さを実現しました。

ミッドソールには衝撃を吸収するポリウレタン素材を。
アウトソールには、トラクションの性能を高めるために
アディダス・エキップメント・アドベンチャー・ロー」と同じパターンのソールを。ラギット系ラバー・アウトソールを採用しています。

オリーブ/ペトラル – バイオレット
ブラウン/ブラック – フォグ


同年ドイツ国内向けに発行された「アディダス・アウトドア・カタログ」から。

新色、オレンジ/グレー(右)が登場しています。

adidas Whistler
アディダス・ウィスラー(adidas Whistler)

アドベンチャー・ブーツ

  • 非常に軽く、耐久性の高い撥水アッパーを採用
  • 疎水処理を施したヌバック・レザーとコーデュラ・ナイロン

  • 快適性に対応したパッド処理

  • ライニングにはキャンブレル(吸汗・速乾・耐圧性に優れた素材の商標)を採用
  • ミッドソールには衝撃吸収に優れたPU(ポリウレタン)を採用
  • つま先とヒール・キャップはラバー製。

  • 多機能プロフィール(溝)を施したラバー・アウトソールは、
  • マウンテンバイクのペダルにも対応。

オリーブ/ペトラル
ラスト/ニュー・グレー
ブラウン/ブラック

adidas Whistler

チェコスロバキア製オリジナル「ウィスラー」

アディダスの資料室に保管されるビンテージ「アディダス・ウィスラー」。

製造年は1992年。製品番号は「038056」チェコスロバキア製。

adidas Whistler (1992)
adidas Whistler (1992)
adidas Whistler (1992)
adidas Whistler (1992)


セカンドモデルも登場

1995年オーストラリア/ニュージーランド国内向けに発行された「アディダス・フットウェア 1995年秋冬カタログ」から。

「アドベンチャー」のコーナーにはウィスラーのセカンドモデルが登場しています。

adidas Whistler 2
アディダス・ウィスラー 2 ハイ(adidas Whistler II Hi)

アッパー素材にハイカットの疎水ヌバックレザー、
コーデュラ・ナイロンを採用。
耐久性と快適さ、防水を提供いたします。

合成繊維のライニングは軽さと速乾性を実現。
インレー・ソールと爪先部分には、キャンブレル繊維がコーティングされているので
すぐ乾き、さらっとして快適です。

ナイロン繊維のストラップ構造が中足部をサポート
さらにフィット感を調節できます。

成型EVAを注入したミッドソールは
驚くほどに軽くクッショニングも抜群。

硬めのラバー・アウトソールや爪先部分を覆うトゥキャップによって耐久性の向上を実現しています。

快適性、サポート力、耐久性を
シューズに求めるハイカーの皆さまへ。

12006-UBD

カラー:アンブラ / ダック・グリーン – ブラック

adidas Whistler 2
adidas Whistler 2 (1995)


ベスト・オブ・ハイキング・シューズ 1993

Snow Country Magazine 1993/5-6
Snow Country Magazine 1993/5-6


北米のアウトドア雑誌「スノー・カントリー」1993年5月/6月号
「アウトドア・ブーツのベストモデルは?」特集より。

クロスカントリーのスキーヤーなど
専門家が男女それぞれ3名づつチームを作り、新作シューズをテストすると言う企画

ここでアディダス・ウィスラーは、自転車・ハイキング・ランニングに対応のシューズ「クロス・スポーツ部門」においてベスト3に輝いています。(「男性が選んだシューズ」「女性が選んだシューズ」共に)

“クロス・スポーツ” ブーツ・ランキング

男性の評価
メーカー/モデル名:平均スコア(35点満点)

1. ナイキ・エア・リバデルチ 2 : 27.42点
2. ナイキ・エア・モワブ・プラス : 25.68点
3. アディダス・ウィスラー : 24.17点
4. リーボック・マグマ : 23.85点

女性の評価
メーカー/モデル名:平均スコア(35点満点)

1. ナイキ・エア・モワブ・プラス : 32.00点
  ハイテック GT ラギッド : 32.00点
3. アディダス・ウィスラー : 29.66点
4. リーボック・マグマ : 27.33点

Snow Country Magazine 1993/5-6


さらにテストチームの「アンケート結果」より、アディダス・ウィスラーの評価を抜粋。

Snow Country Magazine 1993/5-6
「クロススポーツ部門」に選ばれたフェイバリットシューズ、5モデル。

男性の意見:

「ウィスラー」はハイキング・シューズとしてみんなの評判が良かったですよ。「爪先部分に十分なゆとりがある」というのがその理由。

「スピード・レーシング・システム」(靴ひもを着脱しやすい仕様)は本当に優れていて
レーシングの圧力を均一に分散するのにちょうどよく、さらに、とてもフィット感が良かったです。

Snow Country Magazine 1993/5-6
男性チーム


女性チームの感想には、3名が実名登場
(ベリット・フローラ:救急救命室 看護師
エリン・ハッチ:アルペン・スキーヤー
ウェンディ・オリファント:アルペン/クロスカントリー・スキーヤー)

女性の意見:

ベリットは「どんな日でもハイキングに毎回履いていく」と言うほどアディダス・ウィスラーがお気に入り。

エリンは「ウィスラーはマウンテンバイクに最適」と言っていました。

でも私は、ウェンディが「ランニングするには重すぎる」という意見に賛成です。

Snow Country Magazine 1993/5-6
女性チーム


「スノー・カントリー」の総評としては
マウンテンバイクなど自転車用のベストシューズは「リーボック・マグマ」

Reebok Magma
Reebok Magma


クロス・スポーツ系のランニングは「ナイキ・エア・リバデルチ」

Nike Air Revaderchi 2
Nike Air Revaderchi 2


ハイキング用のベストシューズは「アディダス・ウィスラー」と評価しています。

adidas Whistler 1993
adidas Whistler


via. www.adidas.com

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