パトリック・リヴァプール・トレーナー(Patrick Liverpool Trainer)

Patrick Liverpool Trainer

Patrick Liverpool Trainer

Patrick Liverpool Trainer

フランス発祥のスポーツブランド「パトリック」から1980年代にリリースされた
サッカー用トレーニング・シューズ「リヴァプール・トレーナー」。

イングランド・プレミアリーグの名門「リヴァプール・フットボール・クラブ」公式シューズとして登場し、フランス生まれの伝説的プレーヤー「ミシェル・プラティニ」が愛用したモデルとしても知られています。

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「リヴァプールFC」公式シューズとして登場。

1980年代、英国スポーツ雑誌に掲載されたパトリックの広告には
パトリック・サッカーシューズの新カテゴリーとして
「リヴァプール・フットボールクラブ印のアイテムがスタート」
というプロモーションが掲載。

「リヴァプール」と名付けられた
スパイクとトレーニングシューズ、計3タイプをフィーチャーしています。

Patrick Liverpool Range

パトリック社は
最新リリースする高性能シューズ・カテゴリーに
「リヴァプール」と命名。
それは驚くべきことではありません。

「リヴァプール」はサッカー界において無敵のチャンピオンですから。

耐久性と快適性を兼ね備えるトレーニングシューズ
「リヴァプール・トレーナー」は
丈夫なリップルソールと高品質なレザーアッパー仕様。

リヴァプール・サッカーシューズは「パトリック3Sソール」を搭載。
アッパーにはフルグレインレザーを採用。

リヴァプール・アンフィールド・トレーニングシューズは
丈夫なリップルソールを搭載。
高品質なレザーアッパーには
リヴァプールFCのウィンドウロゴがプリントされています。

掲載シューズは、左から「リヴァプール・トレーナー」、
クラブ専用スタジアムの名前を冠した
「リヴァプール・アンフィールド・トレーニングシューズ」
フットボール・クリート「リヴァプール・サッカーシューズ」の3モデル。

Patrick Liverpool

さらにリヴァプールFCのスター選手

  • マーク・ローレンソン(Mark Lawrenson)
  • フィル・ニール(Phil Neal)
  • サミー・リー(Sammy Lee)
  • クレイグ・ジョンストン(Craig Johnston)

の4選手をフィーチャーしています。

Liverpool

ミッドフィルダーのサミー・リー氏は1986年にQPRに移籍。
ディフェンダーのフィル・ニール氏は1985年にボルトン・ワンダラーズFCに移籍しているので、この広告はそれ以前、さらにヘイゼル・スタジアムでの大惨事以前の1981年〜1984年頃、リヴァプールFCの黄金期に製作された広告です。

「将軍」ミシェル・プラティニが愛用

一方、本国フランスでは、
当時パトリックとパートナー契約を結んだレジェンド、
「将軍」の異名をもつミシェル・プラティニ選手を大きくフィーチャー。

Patrick Football Rugby Catalog 1986

Patrick Football Rugby Catalog 1986

Patrick Football Rugby Catalog 1986

Patrick Football & Rugby Catalog 1986

Patrick Football Rugby Catalog 1985

Patrick Football Rugby Catalog 1985

Patrick Football Rugby Catalog 1985

ミシェル・プラティニ選手と
彼の名前を冠したサッカースパイク
「パトリック・ミシェル・プラティニ」
を大きくフィーチャーした1985年・1986年のカタログには

「リヴァプール」シリーズと同型モデルにプラティニ氏の名前がプリントされ
シグネチャーモデル「プラティニ・トレーナー」として掲載されています。

Patrick Platini Trainer

Patrick Platini Trainer (1985)

Patrick Platini Trainer

Patrick Platini Trainer (1986)

国内リリース、スパイクは「プラティニ」 トレーニングシューズは「リバプール」。

同時期、国内で発行されたパトリックのカタログでも
フランスと同様、
ミシェル・プラティニをフィーチャーしています。

Patrick Catalog

Patrick Catalog 1988

Patrick Catalog

Michel Platini

ミシェル・プラティニ。 1955年6月21日生まれ。フランスが生んだ史上最高のフットボーラー。

フランスの小クラブ「ナンシー・ロレーヌ」から名門「サンテチエンヌ」を経て1982年にイタリアのビッグクラブ「ユベントス」にはいる。

以後イタリア・カップ、ヨーロッパ・カップ・ウィナーズ・カップ、イタリア・リーグ、ヨーロッパ・チャンピオンズ・カップ、世界クラブ選手権など数多くのタイトルを獲得。

フランス代表チームでも、78年アルゼンチン、82年スペイン、86年メキシコと3回のワールドカップに出場。

84年ヨーロッパ選手権では自ら9ゴールをマークしてフランスを優勝に導いた。個人としても、3年連続イタリア・リーグ得点王、3年連続ヨーロッパ最優秀選手など、すばらしい業績を残してきた。

プレーのスタイルはエレガントそのもの。パーフェクトなボールコントロール、ボディーバランス、そしてフィールド上の全局面を一瞬に見抜く「目」の鋭さが、正確無比な50メートルのパスを可能にする。そして高い得点力をもつフリーキック。彼の右足から放たれたボールは、魔術のように曲がってゴールを奪う。チーム練習後のあくことのない反復練習がそれを可能にした。

ミシェル・プラティニ – このフランス人はパトリックのエレガントさの証明だ。

Patrick Catalog 1987

Patrick Catalog 1987

パトリックのトップモデルとして
「プラティニ」印のサッカースパイクはいくつものバリエーションで発売されていますが

トレーニングシューズだけは
ネーミングが「プラティニ」シグネチャーではなく
イギリスで発売されたと同様に「リバプール・トレーナー」という
変則バージョンでリリースされています。

1988年のカタログによると
国内では「ブラックに白ストライプ」と「ホワイトに黒ストライプ」の2色展開となりました。

Patrick Liverpool Trainer

カタログは当時パトリックを輸入販売していたカメイ・スポーツが発行。

「カメイ・スポーツ」は現在「カメイ・プロアクト株式会社」と社名を変更し、日本国内でパトリック・ブランドの商標権を取得。ライセンス生産を行なっています。

「フランス製」復刻プロジェクト、スタート

パトリックは新しいプロジェクトとして
再びフランスでシューズを製造するという原点回帰な試み
「パトリック・リボーン・プロジェクト」(Patrick reborn Project)を2016年よりスタート。

第1弾モデルとして「リヴァプール・トレーナー」を復刻
「ブラック」と「ホワイト」の2色展開でリリースされました。

Patrick Liverpool Trainer Fr.

Patrick Liverpool Trainer Fr.

Patrick Liverpool Trainer Fr.

Patrick Liverpool Trainer Fr.

オリジナルは‘80年代にリリースされた高機能サッカートレーニングシューズ。上質なスムースレザーのアッパーは履くほどに足に馴染み、優れたボールコントロール性を発揮しました。

当時世界屈指のミッドフィルダーとして活躍したフランス代表のミッシェル・プラティニも絶大な信頼をおき、トレーニングシューズとして愛用していました。いっぽう、新たなファッションムーブメントとして注目を集めたスポーツミックスのスタイルにマッチするシューズアイテムとしてもストリートシーンにおいて人気を博しました。

Patrick Liverpool Trainer Fr.

さらにリリースの目玉は
ブランド創業者パトリック・ベネトーの子孫
チャールズ・ベネトー氏の協力のもと
1980年代に実際にパトリックを製造していた
フランスの工場での復刻
ということです。

PATRICKの創業家の子孫チャールズ・ベネトー氏は、この歴史的なモデルをフランスメイドでリメイクするにあたり、
「‘80年代のPATRICKのサッカーシューズの最大の魅力であった“快適な履き心地を失っていない点”に」
と語る彼の協力もあり、リバプールトレーナーはPATRICKが創業したプソージュ村から20kmほどしか離れていない、’80年代にPATRICKのサッカーシューズを生産していた工場で生産され、現代に蘇ることとなった。

Patrick Liverpool Trainer Fr.

チャールズ・ベネトー氏は
「フランス製パトリックの魅力」について
スニーカー情報誌「Shoes Master」のインタビューでこう答えています。

「メイド・イン・フランス」と表記するための条件は色々とありますが、アッパーの素材であるレザーはもちろん、インソールに至るまでの材料をフランスで調達し、フランスの工場で生産されているところだと思います。

あとは、靴のフォルム。私自身がフランスの工場で実際に作っていたフォルムがあって、大体 1975年から1980年くらいの間フランスの工場で作っていたものを再現しました。

1990年にフランスの工場を閉鎖するまで日本で販売していたパトリックのシューズもすべてフランス製でした。

最後にやっぱり履き心地。快適な履き心地を実現するためにインソールも革にしています。柔らかく履けるようにステッチなどは最も気を遣った部分です。

靴職人の方達による製作工程、職人技は
パトリックのサイトで動画が公開されています。

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

Patrick reborn Project

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