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ニューバランス320(NEW BALANCE 320)



カメラの三脚がバランスよく直立しているように
人間がなぜバランスよく直立していられるかというと
足の裏の「親指付け根」「小指付け根」「踵(かかと)」の3点のポイントが
からだをバランスよく支えているということです。

さらに足の裏の構造はアーチ型になっていて3点のポイントを結ぶ線を
「3点アーチ」と呼びます。

このアーチが歩行のときのクッションになってくれるわけですが
疲労等によりこのバランスが崩れてくるということです。

ニューバランス社(1906創業)はそもそもアーチサポート・インソール(3点アーチの矯正)の
製造を行っていた会社で、1960年代にはインソールの製造のノウハウを生かし
カスタムメイドのランニングシューズの製造を開始しました。

当時は地元ボストンで知られるローカルメーカーでしたが
インソールの技術に加え「インステップ・レーシング」という技術を開発
この技術は名作「320」を生みます。

※インステップ・レーシング
踵(かかと)と甲はしっかりホールドし、つま先はフリーにするという独自の設計

足のつま先の動きを妨げないシューズ設計が
ランナーから圧倒的な支持を獲得します。

1975年、ニューヨークマラソンで当時のトップランナー
トムフレミング選手(Tom Fleming)が「320」を着用し優勝。
翌年、アメリカの権威あるランニング専門誌「ランナーズワールド」誌の
トレーニングシューズ部門で「320」が1位に輝きます。

これにより320とニューバランスの名は、世界中に知れ渡ります。

ニューバランスのシューズ作りのコンセプトは
「320」に集約されていると言えるようです。

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