トレトン（TRETORN）ヒストリー
テニスシューズ、テニスボールの老舗ブランド「トレトン（TRETORN）」
1891年、ヘンリー・ダンカーによってスウェーデンのヘルシンボルグに創設されたトレトン社（TRETORN）は、ラバーブーツメーカーとしてスタート。1902年キャンバス製ラバーソールシューズの発売、テニスボールの生産を開始。1930年代頃からスポーツシューズの生産を開始します。北欧を中心にヨーロッパではトレトンといえば、テニスシューズ、テニスボールの定番といわれるほど定着。
ジョン F ケネディーとビョルン・ボルグに愛用された「トレトン・ナイライト（Tretorn Nylite）」
1967年ロングセラーテニスシューズ、トレトン・ナイライト（Tretorn Nylite）発売開始。第35代アメリカ大統領 ジョン F ケネディー（John F. Kennedy 1917-1963）が生前、トレトンのテニスシューズを愛用していたことや、ウィンブルドンで1976年から1980年まで５年連続優勝の記録を持つ、テニス界のスーパースター「ビョルン・ボルグ（ビヨン・ボルグ Björn Borg 1956-）」が「トレトン・ナイライト」を愛用していたことで1970年代のアメリカで大ブーム。プレッピースタイルの最もポピュラーなスニーカーとして支持を得ます。
トレトンスニーカー ナイライトキャンバス（Tretorn Nylite Canvas）
image from bostonclub
歴史と伝統のスニーカー、王室御用達のラバーブーツ、レインブーツ。
トレトンのメインコンセプトはモダン、シンプリシティ（シンプルさ）、スタイリッシュ。 歴史と伝統をベースに、普遍的なデザインとクオリティの高い製品を生み出しています。
キャンバス、レザースニーカー共に、シンプルで上品なデザインとサイドの「V」ラインが特徴。また、ラバーブーツのガルヴィング（GULLWING）シリーズは、レインブーツでありながらレースアップタイプやウェッジソールなど、実用性だけでなく、デザイン性にも定評があり、スウェーデン王室御用達メーカーとしても知られています。
1976年全米オープン決勝戦「ボルグVSコナーズ」
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=T0dMd9q2o6w[/youtube]
US Open final 1976 Borg VS Connors
スウェーデン出身のプロテニス選手「ビョルン・ボルグ」は、同じくスウェーデン生まれのテニスシューズ「トレトン・ナイライトキャンバス」を試合で常に愛用していたことでも知られています。
ビデオでボルグが着用している、テニスウェア、トレードマークのヘアバンド、リストバンドは当時契約していた「フィラ」（FILA）製。テニスラケットはアメリカ「バンクロフト」（Bancroft）社製の「ボルグモデル」のようです。
ビデオは1976年全米オープンテニス、男子シングルス決勝戦「ジミー・コナーズVS ビョルン・ボルグ」。ボルグのライバルであったコナーズが優勝しています。
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公式サイト
store.tretorn.com