ナイキ(Nike)ヒストリー
1962年 オレゴン大学の中距離ランナーであった
フィリップ・ナイト(Philip H. Knight 1938-)が設立した
ブルー・リボン・スポーツ(BLUE RIBBON SPORTS)が前身。
オレゴン大学を卒業後、スタンフォード大学ビジネススクールで
経営学修士号を取得したフィリップ・ナイトはスポーツシューズに関する
ビジネスを思い立ちます。
ビジネスを始めるにあたって当時ランニングシューズの世界では
ナイキやアディダスなどドイツのメーカーがアメリカ市場を台頭しており、
これに対抗する為、安くて品質の良い日本のシューズメーカーに着目。
来日して鬼塚タイガーと契約を結びます。
1963年、200組のタイガーシューズを輸入し、販売をスタート。
翌年、ブルー・リボン・スポーツに
フィリップ・ナイトの大学時代の陸上のコーチであり、靴職人でもあった、
ビル・バウアーマン(William J “Bill” Bowerman 1911-1999)が参加。
1968年バウアーマン設計しオニツカタイガーが製作したタイガーコルテッツ(tiger cortez)が
好セールスを収めます。
タイガーコルテッツの好セールスは喜ばしいことではありましたが、
今後とも長く取引が出来るか、ということに危機感を感じたフィリップ・ナイトらスタッフは
オリジナルの商品の開発に取り組みます。
オニツカタイガーの販売代理店であったブルー・リボン・スポーツは、
1971年、サッカーシューズ サッカー(SOCCER)に、はじめて
ナイキ(NIKE)というブランド名とスウッシュ(SWOOSH) のマークをつけ発売。
次の年1972年に正式に自社ブランドナイキ(NIKE)を立ち上げます。
名前の由来はギリシア神話に登場する勝利の女神 ニケ(nike ニーケー/ナイキ) から
トレードマークの スウッシュ/スウォッシュ も女神の翼をイメージし、デザインされたものです。
定番商品コルテッツは1971年ナイキ・コルテッツ(NIKE CORTEZ)として発売。
1972年ナイロン製のコルテッツ ナイロンコルテッツ(NYLON CORTEZ)を発表。
(後にナイキとオニツカは決裂。オニツカの和解金により裁判を終結。
「コルテッツ」の名前を使用できなくなったオニツカは、
オニツカタイガー・コルセア(ONITSUKA TIGER CORSAIR)として、
今もこのモデルを主力モデルとしています)
1974年ワッフルトレーナー(WAFFLE TRAINER)が全米で大ヒット。
ナイロンコルテッツ、ワッフルトレーナーのヒットにより,
それまで主流だった皮製、キャンバス製のランニングシューズは
ナイロン製へと変わっていきます。
1974年エアクッションシステムを搭載したテイルウィンド(TAILWIND)を発表
1985年 ナイキは、マイケル・ジョーダン(MICHAEL JORDAN)と契約。
マイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル
エアジョーダン1(AIR JORDAN 1)を発表。
数々の名作シューズを生み出し
ナイキは世界一のスポーツシューズメーカーに登りつめることになります。
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