“TWO POINTS AHEAD … ” アディダス・シューティングスター(Adidas Shooting-Star) / アディダス・スーパーグリップ(Adidas Supergrip)

"TWO POINTS AHEAD … Adidas Shooting-Star,Adidas Supergrip
“TWO POINTS AHEAD … ” 1970s adidas ad image from adidas
(写真上)シューティングスター(Shooting-Star)、スーパーグリップ(Supergrip)。

TWO POINTS AHEAD …

バスケットボールシューズ「スーパーグリップ」(Supergrip)、「シューティングスター」(Shooting-Star)をフィーチャーした、アディダス1970年頃の広告です。

キャッチコピーは “TWO POINTS AHEAD …”
(試合での)「先制2点」と「最新モデル2点で差を付けろ」といった意味合いで掛けています。

スーパーグリップ

”スーパーグリップ”
高校や大学のチームためのスペシャル・モデル。きわめて耐久性高くデザインされたアウトソールが決め手です。

スーパーグリップはアディダスが北米のバスケットボールシューズ分野に本格参入したころの、最も初期のスタンダードモデルで、スーパースターの原型になったシューズとして知られています。

(参照 「スーパーグリップ」と「スーパースター」。「シェル」にまつわる関係。

アディダス・スーパーグリップ(Adidas Supergrip)

アディダス・スーパーグリップ(Adidas Supergrip)image from adidas

(写真上)ヒール側に書かれた円形の文字は靴へのプリントではなく広告上の表現。

With the distinctive HEEL PATCH
違いは”ヒールパッチ”にあり

履き口ヒール側にある黒い部分が「ヒールパッチ」。

今見ると何の変哲もないデザインのように見えますが、当時のアディダスは「3本線」に続くトレードマークとして力を入れていたことが当時のプロモーション(写真下)を見ると分かります。

THE SHOE WITH THE DISTINCTIVE HEEL PATCH

“THE SHOE WITH THE DISTINCTIVE HEEL PATCH” 1970 adidas ad image from adidas
(写真上)同じキャッチコピーで展開されたアディダス・ヒールパッチの広告(1970年)。ヒールパッチがアディダスの独自仕様であることをアピールしています。掲載スニーカーはトレーニングシューズ「オリンピアード」(Olympiade)と「ガッツレー」(Gazelle)

非常に耐久性に優れた形状のソール。

靴のトップエッジ(履き口)にはパッドが入り、整形外科仕様のアーチとインステップが足を保護します

デザインの美しさだけでなく、安全性の高さや機能的に優れたモデルであることをアピールしています。

アディダス・スーパーグリップ(Adidas Supergrip)

アディダス・スーパーグリップ(Adidas Supergrip)image from adidas

シューティングスター

 

”シューティングスター”
「エアネット」をアッパーに採用した唯一のバスケットボール・シューズ。通気性に優れ靴の内側を冷やします。

「シューティングスター」は「スーパーグリップ」の素材違いのバリエーションモデルとして登場のバスケットボールシューズ。

ベンチレーションシステムとしてアッパーにはメッシュ状に織られたテキスタイルを採用。

機能的には同時期にリリースされたテニスシューズ「ロッドレーバー」(Rod laver)のバスケットシューズバージョンといったモデルです。

数年後にはメッシュアッパーのABA公認シューズ「アメリカーナ」が登場した(に改名した)ことででシューティングスターの名前はカタログから消えることになりますが、キャンバスモデルとしてデザインも一新復活します。

アディダス・シューティングスター(Adidas Shooting-Star)

アディダス・シューティングスター(Adidas Shooting-Star)image from adidas

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