ビンテージ(ヴィンテージ vintage)とは、ワインを作る際「ぶどうが収穫された年」を表す言葉。
ワインは年によって出来、不出来があるといわれ、「天候によりブドウが豊作」であったり、「収穫されたブドウの品質が高い」などの条件が揃い、歴史に残るワインが誕生した場合、「1959年は、偉大な赤ワインが数多く産まれた、評価の高いビンテージです」といった表現をするようです。
ワインの品質を判断する「ビンテージ(年号)」という言葉から派生語として、「古い製品には希少価値がある」や「年代物の傑作、名作、高級品」といった表現が生まれ、車や家具、楽器、ジーンズなど幅広く使用されている言葉です。
ファッションの世界では、ジーンズなどを中心に「古着」に対して使用するようになった言葉で、一般的に1960年代以前に製造された「リーバイス」(Levi’s)や「リー」(Lee)などを「ビンテージジーンズ」と言うようです。
スニーカーの場合も、ジーンズ同様明確な線引きはありませんが、1980年代以前のフランス製「アディダス」(ADIDAS)通称「メイド・イン・フランス」や、1970年代に日本で製造されていた頃の「ナイキ」(NIKE)。1970年代以前のコンバースオールスターで、ヒールに「チャックテイラー」(chuck taylor)のパッチが使用されたシグネチャーモデルなど、製造年代が古く希少性の高い名作モデルを「ビンテージスニーカー」と言うようです。
1960年代バータ ビンテージスニーカー(60’s vintage DEAD STOCK Bata)
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1894年チェコスロバキアで誕生したシューズブランド「バータ」(Bata)。
1960年代アメリカ製のキャンバスハイカットモデルです。
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