モーブス(Möbus/Mobus) ブランド解説
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モーブス(Mobus)ブランドの誕生
1924年 ドイツの短距離選手であったフリッツ・モーブスは、彼のパフォーマンスを向上させるためにアスレチックシューズを開発。この記念すべき「モーブス」第1号の靴を履いたフリッツは、サッカークラブ(シュツットガルター・キッカーズ)主催の南ドイツ陸上競技大会で、200メートルの短距離競走において優勝。この成功をきっかけに同年、ドイツ・クライルスハイムにてシューズ製造のビジネスを開始。登山靴、アイススケート、サッカーシューズなどの生産を始めます。モーブス(Mobus)ブランドの誕生です。
転機は1936年ドイツ・ベルリンオリンピック。アディダス、プーマと共に公式シューズとして採用され、国内はもちろん外国のアスリートたちもモーブスの靴を履き、メダルを獲得。一躍注目を集めます。
戦後全壊からの復活。ドイツのローカルブランドから世界へ。
第二次世界大戦には、連合国爆撃により工場が全壊。戦後は物資が少なかったため、木製のサンダルの生産からはじめ、シューズの生産を再開します。戦後初の夏季オリンピック、1952年のフィンランド・ヘルシンキオリンピックにはモーブスが、公式シューズとして採用され、完全復活をはたします。
1963年にはドイツで、ブンデスリーガサッカーリーグが創設され、選手たちをサポート。ドイツだけでなくアメリカなど海外のチームでも採用されます。
1970年代には、トレーニングシューズ「モーブス・トラバント」(Mobus TRABANT)を発表。トラバントはモーブスで最も成功した製品であり、西ベルリン警察スポーツチームのための公式シューズとして選ばれました。
モーブスブランドの終結と再生。
1978年に日本のアシックスと業務提携。ヨーロッパの生産パートナーとして生産拡大するも、1982年ドイツの市場不況の影響で業務を停止。創業当時からのクライルスハイムの工場も閉鎖を余技なくされます。モーブス(Mobus)は58年の歴史に幕を下ろします。
しかし、20年後の2003年、創立者であるフリッツ・モーブス(Fritz Moebus)の孫、ディーター・ウォール(Dieter Wahl)によってモーブス(Mobus)ブランドが復活。サッカースパイク、インドアサッカーシューズの生産を開始。同時に、レトロラインのカジュアルシューズをスタートします。
モーブス(Mobus)シューズはシンプルな「ジャーマントレーナー」がデザインのベースにあり、ブランドシンボルの「M」が特徴です。
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